交通事故・損害賠償請求  自賠責保険請求、任意保険請求、賠償額算定


交通事故:解決に至るまで
 それでは一体交通事故は、どのように解決するのでしょうか?
 
 大まかな流れを事故のフローチャートで見てみましょう。

事故発生から解決までの流れ■
 
 事故が大きい場合は、事故発生から解決まで相当長い年月がかかります。被害者が完全に治癒するか症状が固定(これ以上治療しても回復しない状態)してから示談交渉が始まるからです。

 法律では、民法第709条で加害者は被害者に損害賠償しなければならない、と明文化されています。

 また、第715条では、加害者が仕事中に事故を起こした場合は、その使用者(雇い主)が責任を負わなければなりません、と規定されています。

 さらに特別法として『自動車損害賠償保障法』が被害者の救済を確実にするために存在しています。

 さて、具体的にはどのように解決するのでしょうか? 「亡くなった子を返してほしい」という気持ちは分かります。でも不可能です。すべて、金銭価値に置き換えて、お金で解決することになります。
 
 図に示したとおり、交通事故は被害者が加害者(現実には保険会社)の提示した損害賠償額に納得して示談したときに一応の解決となるのです。

 示談にいたるまでには様々な駆け引きが伴います。被害者としては損害賠償として、慰謝料を含め正当な金額を要求して当然です。

 一方、保険会社としてはできるだけ支払を抑えたい、というのは当然のことだと思います。保険会社も収益事業ですから、利益を得るためには経費を抑えなければなりません。お互いの主張がすれ違うのが、いわば当たり前のことなのです。

 交通事故は、一生涯で一度も経験しないという人もいるかも知れません。あってもごくごく僅かな経験しかないものです。スポーツや囲碁、将棋にたとえるならば、素人が何のハンデキャップも貰わずにプロと試合をするようなものです。
 
 当事務所は事故を詳細に確認して、『正当な損害賠償』を請求するお手伝いをしております。


                                            

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